こんにちは!先週から急に寒くなりましたが、みなさんお元気でしょうか?
年始から忙しくて疲れてしまったので、おいしそうな本を紹介します。
あらすじ
村から離れた山の奥に、ふっくらおじさんのパン屋さんがありました。でも、村から離れているため、お客さんが来てくれません。
ある日、においにつられて森に住む動物たちがやってきました。ふっくらおじさんにパンをもらった動物たちは、おいしさに感動し、お礼に木の実を渡します。ふっくらおじさんはその木の実を使って、くまさんのマロンパン、りすさんのくるみパン等、あたらしいパンを焼きました。
動物たちは牧場の仲間たちにもパンやさんのことを伝えます。おいしいパン屋さんのうわさはどんどん広まり、どうぶつたちで行列ができるようになります。最後にはペットから村の人たちに伝わり、人間のお客さんも買いに来てくれるようになりました。
きょうもふっくらおじさんのお店は行列ができています。
おすすめポイント
とにかくおいしそう・・・!
ど素人の私がえらそうに言うのも何なのですが、本当にふくざわさんは絵が上手だなぁ・・・と思います。細部まで描き込まれたパンやさんの店内の様子は本物のパンやさんみたいです。そして動物たちからもらった材料を使ったパンはかわいい(材料をくれた動物の形をしています)し、とってもおいしそう。。。
作者のふくざわさんの絵本にはパンがよく出てくる(パンぱくぱく、のねずみのチッチ等)ので、ご本人もお好きに違いないと勝手に思っています。好きだからこんないおいしそうに描けるんだろうな~、と思いました。
作者について
作者はふくざわゆみこさんです。
以前ご紹介しましたが、今回も細部まで描かれた絵に魅力を感じました。この絵本は「行列のできるおいしい絵本」シリーズの第一作で、第二作以降は同じ山に住む別の動物たちが主役となっておいしいものを作ります。でも、第二作以降にも、よく見るとふっくらおじさんはこっそり登場しているんですよね。ぜひ探してみてください!
ふくざわゆみこさんの絵本はこちらでも紹介しています!